150万Grは少ない。思い通りのジェネレーターが作れない。
勝てそうな相手を選んでの戦い。苦しい日々が続く。・・・。
やっとのことでS1に臨む。妹マヤとの久しぶりの再会。
「凄いなヒロユキに勝つなんて」「ウフッ、私には秘密の力があるの。」
「今度観戦に行くよ」「ダメ。お兄さん、絶対に見に来ないで。身に来ると負けちゃうもの。」・・・鶴の恩返しか?(笑)
何度かマヤに助けられた。サムソンが消え、ヒロユキが消え、決勝戦の相手はマヤだった。翌日、バーで逢った。心ゆくまで飲ませてやろう。(笑)
念願のSPカード。リミッターが解除された。今までかすりもしなかった弾が、全弾、一点に集中する。10ケ月後、あのジェネレーターを装備。
最後まで戦いをためらっていた相手。フレデリック ハイマン。
挑戦の時。NEOS-EX (M6,C11,リペアー1,リペアー1) KDA-EX (M9,C11) NMG-L (M7,C11) TMM-MGS
PowerSet (S1500,B1450,A1500,D1500)
武装 RS RAGNARK LH M-HAWK RH PYTHON
作戦は決めていた。奴のラグナークを喰らい続けたらお仕舞いだ。
BODYを始めに破壊する。戦闘開始と同時にマニュアルに。レベル3。
右手、左手を瞬時に切り替える。Reaction1500の効果絶大。
奴の最初のオーバーヒート。「もらった」ハヤトのラグナークが咆哮する。だが10000超の攻撃が弾かれる。「エナジーフィールド」ハヤトが奥歯を噛み締める。右に左にNEOSは回避する。それでもジリジリとAPが減っていく。「もってくれNEOS」必死にリペアー1を繰り出す。耐え抜いた次のオーバーヒート時、今度こそハヤトのラグナークが奴のボディにかみつく。音もなく装甲が霧散する。「いける」両手のスイッチが奴の左手をとらえた。同時にハヤトの右腕装甲も消し飛んだ。ハイマンのオーバーヒト。「これで終わりだ」ハヤトがほえる。四条に分かれたラグナークの白い光はハイマンの右腕に再び収束する。「なかなかいい戦いだったよ」
部屋に戻り、ハヤトは長い呪縛から開放された。
2通のメールが来ていた。「CUSTOM 0 一式の販売情報とECLIPSEのプレゼントだった」
長くなって恐縮です。続編のできることを願って。